抗えないの どうしても。惹きつけられるの どうしても。

峰不二子になりたい。マリリンモンローになりたい。奇皇后になりたい。女帝になりたい。

 

アニメ 峰不二子という女

映画 7年目の浮気

韓国ドラマ 奇皇后

漫画 女帝

 

媒体問わず、彼女たちのキャラクターに魅了されてきた。

はまった。

惚れた。

 

賢く、エロい。

強くもあるけど、それは孤独ゆえ。

彼女たちは私には輝いて見える。惹きつけられる。私もああなりたいと思う。

 

なぜなんだろう。

香水はシャネル№5 「夜はこれを着けて寝るの。」って....何それ

素敵すぎる

 

 

私はそれを言いたいがためにその香水買っちゃったの。

 

彼女たちが身に着けそうな黒のセクシーなランジェリーを買ったり。

私の意識はもう彼女たち中心のように思える。

 

 

あんまり、男の子に熱狂してハマるようなことはなかった。

彼女たちはどうだろう?

 

彼女たちもまた、まっすぐな愛を求めていた女性ではありつつも

のし上がるために

這い上がるために

生き抜くために

 

まず、男をうまく利用しているような気がする。

男に振り回されるのではなく、振り回す。

 

目的のために

その目的が彼女たちにとって魅惑的で

その思いがまっすぐで

 

だから自然と男たちの間をうまくすり抜けていく。

 

 

人生で一番大きなこと、大事なことを自分のものにして初めて

純粋な愛、というのを求め、まっすぐな男からも求められ

最後には歴史に名を残してきた彼女たちの勇ましさとは逆に、

 

歴史にも残らないような、ほんとにささやかな一人の女としての幸せがそこにあったり。

また逆に求めすぎて探し続けて苦悩して

謎めいたまま衝撃的な死というドラマを残していった女優もいる。

 

 

なんてセンセーショナルなの

生き方で私たちを翻弄して死に方まで強烈だなんて

 

悲しい結末にも私はどこかうらやましさを感じてしまうことが怖かった。

仕事が女優なあなたは 自分自身の生き方までドラマチックにできてしまうものなの?

 

 

心揺さぶられる。

目を離さずにはいられない。

どうしてこんなに私は惹きつけられる?

 

幸せ、不幸せという次元ではないの。不幸せなことでさえ、いやそういう要素を持った出来事は強く強く強く 幸せとは違った心へのインパクトがある。

そんな不幸があるから、ささやかで温かい幸せがじんわりと響く。

 

 

 

ああ不幸でもいいじゃないか。

って思ってしまう。

 

むしろ不幸が幸せを教えてくれるのでは?

不感症だった自分の何かを打ち破り心の内にまでわがままでも入り込んでくる。突き刺さる。そして初めて小さな小さな幸せですら感じられるようになる。

 

 

不幸って必要悪、ストーリーには必ずいる盛り上げ役どころなんだ。カレーのスパイス。

 

裏切りはスパイスよ

なんて言葉もあったような。

 

 

彼女たちには人には言えないような闇を抱えている。それが、彼女たちを支えているのかな

 

盗み 翻弄 悪役 二番目の女 枕営業 愛人 セックスシンボル 女の武器 体と賢さ 覚悟 利用 愛 戸惑い 強さ 不安 情熱 価値観 守り抜くもの 身一つで

 

彼女たちを表現する言葉たちは

どこかタブーなものも感じてしまう

 

でも、目的のために利用できるものを利用し

自分を守り抜く 愛しぬく つかみに行く 大きな何かに身一つで立ち向かっている

そんな背景を感じるんだ

 

謎めていて すべてを明かさない 秘密もある 

 

 

彼女たちのように強くしなやかに生きていきたい。ただ、それには覚悟が必要なんだ。

幸せは求めない。目的を達成するまで、よそ見しない。

 

ただひたすらに今自分に必要なことを選ぶだけ。

結果としてもしかしたらささやかな幸せがあるかもしれない。

でも、衝撃的な死 悲しい結末 で終わるかもしれない。

 

 

彼女たちには、彼女しかいないの。孤独を愛している。強さがある。

大義のためだったり 敵に屈しないためだったり 逆境にひるまず立ち向かうためだったり はたまた女としての純粋な欲望のために

 

全てはそのために進んでいる。エネルギーがある。だから、

身近なものにも 仲間にも 男にも 冷徹に見えることがある。

 

と思うとかわいらしい一面を見せてきたりする。

 

 

不幸になる覚悟で、じゃない

幸せにはなれないかもしれない 普通の女としてはもう何も得られないかもしれない

でも彼女たちにとってそれは つまらなすぎるのかも。

 

例え不幸でも衝撃的でもグレーでも

つまらないよりは魅力的な道じゃない?って言わんばかりの生き様。

 

 

私は幸せになれないかもしれないけど、

時々思い出すように感じることはできると思う。それを糧に

 

彼女たちのような激動のドラマを歩みたいんだ。

 

そんな馬鹿な女もいてもいいんじゃない?って思うの。私はこの役柄を演じ切るから、それ以外の役はみんなよろしくね

 

 

平凡でも幸せに生きてほしい。平凡があるから、非凡が引き立つでしょ?うふ。

 

そんな私とつながる人ってだいぶ変わってるわよ。

幸せは保証しないけど、おもしろくはある。ちょっと、惑わされてみない?